AEDを価格で選ぶなら読んでおきたい基礎知識

心肺蘇生法のガイドライン

心肺蘇生法ではガイドラインが決められていて、一般社団法人日本循環器学会は優先度の高いものから順に「Call→Push→Push」を推奨しています。この3ステップしかないので非常にシンプルです。

救急車

心肺蘇生法の第一段階は「Call」

まず「Call」に関してですが、これは119番通報AEDの要請のことを指します。この時に大切なのが、誰かに頼むのではなく特定の人を指して依頼をすることです。

特定の人を指さずに「誰か救急車を呼んでください!」「AEDを持ってきてください!」と叫んでも、「誰かがやってくれるだろう」と思われてしまえば結局は誰も対応してくれません。
逆に、複数の人が同時に救急車を呼ぶことになってもそれはそれで混乱が生じてしまいかねません。

しかし、目の前の誰でもいいので指名をすれば、本人としては「私がやらなければいけない」という当事者意識が芽生えますし、周りの人も「あの人がやってくれるから私は大丈夫」と冷静になれます。

心肺蘇生法の第二段階は「Push」

次に1つ目の「Push」ですが、こちらは胸骨圧迫のことを指します。胸骨圧迫を行う際は、できればそれと同時並行的に人工呼吸も行います。

胸骨圧迫の方法としては、胸の真ん中あたり(左右のろっ骨のつなぎ目部分)にある胸骨に両手を重ね合わせて、力強くリズミカルに圧力をかけていきます。この時のポイントは「強く、速く、絶え間なく」です。

ペースとしては1分間に100回程度、つまり3秒で約5回のリズムで、真上から体重をかけて押していきます。胸骨は意外と丈夫なので、少し沈み込むくらいまで押してしまっても問題はありません。

心肺蘇生法の第三段階は「Push」

最後に2つ目の「Push」ですが、こちらはAEDの電気ショックボタンを押すことを指します。AEDの操作方法に関しては、電源を入れた後は本体から流れる音声ガイドに従えば特に問題はありません。

      2017/07/25

 - 最低限知っておきたい心肺蘇生ガイド